株式会社健康保険医療情報総合研究所

Planning, Review and Research Institute for Social insurance and Medical program (abbr. PRRISM)

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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する当研究所の執務対応の方法について

NEWS

2021.01.13

当研究所は、今般の「緊急事態宣言」及び東京都の「緊急事態行動」を踏まえて、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染予防及び拡散防止のため、一時的に当研究所内における執務を、可能な限り在宅勤務に切り替え、日本全国の出張業務を原則禁止することをもって鋭意対応いたします。
つきましては、在宅勤務の期間中における弊社宛のご連絡方法については以下のとおり実施いたします。

  • 電話及びメール
    当研究所医療ITソリューションセンター(営業:03-5511-8153、テクニカルサポート:03-6257-3903)、及びヘルスケア政策&マネジメントセンター コンサルティングGr(03-6257-3902)における電話対応は、自動音声によるご案内となる場合がございます。すぐに応答ができかねる場合がございますが、何とぞご理解くださるようお願いいたします。
    メールの運用は変わりませんので、ご用件の場合は、これまでと同様に各部署担当者宛にメール等にてご連絡ください。

  • ファックス
    ファックスは受信後確認され次第各担当者へメールにて転送する手順となりますことから、お急ぎの要件については各担当者のメールへ電子媒体にてお送りくださるようお願いいたします。

  • 郵便物
    確認が遅れる可能性がありますので、可能な限り、メール等電子媒体にて各担当者にお送りいただくようお願いいたします。
  • 何とぞご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
      

    ※DPC調査事務局の取扱いは明言致しかねるため、調査専用の問合せ窓口(dpc@prrism.com)までお問い合わせください。なお、電話での対応は致しかねるため、メールにてご連絡くださいますようお願い申し上げます。

    医療の質指標を読み解く(全9回)第4回:血液培養2セット実施率

    COLUMN

    2025.10.22

    第4回は「血液培養2セット実施率」についてお話しします。

    「血液培養」とは、血液の中に細菌や真菌がいないかを調べる検査のことです。高熱が出ている患者さんや、感染症が疑われる患者さんに対して行われます。血液から病原菌が検出されれば、それが原因菌である可能性が高く、適切な抗菌薬を選ぶための重要な情報となります。

    この検査では、通常、「2セット」、つまり左右の腕など、2カ所の血管から同時に血液を採取します。この「2セット」で実施することが重要とされています。

    1.なぜ「2セット」が重要なのか?

    血液培養は、ただ単に「菌がいるかいないか」を調べるだけでなく、「検査結果の信頼性」を確保するために2セットで行う必要があるのです。

    コンタミネーション(汚染)の判別
    採血時に、患者さんの皮膚に元々いる常在菌(ブドウ球菌など)が、針を通して血液中に混入してしまうことがあります。これを「コンタミネーション」と呼びます。1セットしか採取しない場合、もし菌が検出されても、それが本当に患者さんの体内で増殖している菌なのか、それともコンタミネーションなのかを区別するのが困難です。しかし、2セットで採取し、両方のボトルから同じ菌が検出されれば、体内の病原菌である可能性が高いと判断できます。

    菌血症の検出率向上
    血液中の菌の数は、常に一定ではありません。発熱時でも、少ない場合もあれば、一時的に増えることもあります。2セットで採取することで、より多くの血液を検査でき、菌血症(血液中に菌がいる状態)を見つけ出す確率を高めることができます。つまり、血液培養2セット実施率が高いということは、「正確な診断に基づいた治療が行われている」ことを示唆していると言えます。

    2.指標の計算式

    この指標は、以下の式で算出されます。

    血液培養2セット実施率(%)=(血液培養オーダーが1日に2件以上ある日数 / 血液培養オーダー日数) × 100

    3.指標を改善するための取り組み案

    検査オーダーシステムの改善
    医師が血液培養をオーダーする際に、初期設定として「2セット」が選択されるように、電子カルテのシステムを改善します。医師が1セットしかオーダーできないようにする、または1セットでオーダーする際に「なぜ1セットなのか」理由の入力を求める、といった仕組みも有効です。

    監査とフィードバック
    医療安全委員会や感染対策チームが、血液培養2セット実施率のデータを定期的に監査し、各病棟や部署へフィードバックします。実施率が低い部署に対しては、原因を一緒に分析し、改善策を検討します。

    4.データ分析の視点:事務職員が果たす役割

    この指標の改善においても、データ分析が役立ちます。

    ①実施率の「見える化」
    血液培養2セット実施率を、月ごと、病棟ごと、医師ごとにグラフ化し、「見える化」します。実施率の低い部署や医師を特定し、集中的な改善活動の対象とすることができます。

    ②コンタミネーション率との関連性分析
    血液培養の結果データ(菌種)と、実施セット数を組み合わせて分析します。「2セット実施率が低い部署は、コンタミネーション率が高い傾向にあるか?」という視点で分析することで、2セット実施がコンタミネーションを防ぐ上でいかに重要かを証明できます。

    ③抗菌薬適正使用との関連性分析
    血液培養2セット実施率が低い場合、コンタミネーションと本物の菌の区別が難しくなり、不適切な抗菌薬投与につながる可能性があります。血液培養のデータと、その後の抗菌薬の処方データを組み合わせて分析し、「不適切な抗菌薬投与が、検査の不正確さから生じていないか」を検証できます。これは、病院全体の抗菌薬適正使用を推進する上で、重要な情報となります。

    5.おわりに

    血液培養2セット実施率という指標は、一見すると地味な数値に思えるかもしれません。しかし、その背後には、「正確な検査に基づいた、正しい診断と治療」という、医療の根幹をなす重要な要素が隠されています。 次回は「広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率」についてお話しします。

    【受付中】DPCデータ提出スキル習得講座

    SEMINAR

    2025.10.21


    現在、「データ提出加算」の届出は、様々な入院料の要件となっており、DPCデータ提出業務の重要性が増しています。

    そのような中、
    ○ データ提出業務を行える職員が1人しかいない
    ○ 毎回遅くまで残業して提出対応している
    ○ 職員教育の時間を取れない
    ○ 担当者が急に退職してしまいデータ提出に苦労している

    というお声も多く、属人化による提出遅延のリスクや働き方改革対応への不安を抱えていらっしゃる病院様が多いのが実状ではないでしょうか?

    そこで今回、データ提出業務を担う人材の育成をご支援するための講座として大変ご好評いただいております「DPCデータ提出スキル習得講座」をお好きな時期(3か月=90日)に受講できるようにいたしました。

    本講座は、データ作成→形式チェック(データ提出)→再提出の各段階でのポイントを体系的に学べる内容になっています

    新入・新任職員向けの研修や現担当者の知識の棚卸しに、ぜひ本講座をご活用ください!


    受講者様の声
    「今回初めてデータ提出するため、大変参考になった。」
    「初めてデータ提出業務に携わることになり不安でしたが、受講して不安が解消されました。」
    「入力時短テクニックがとても参考になりました。 テンポよく具体的な説明をして頂き、勉強になりました。」
    「一番頭を悩ませる形式チェックですが、詳細に解説があり今後はエラーに慌てずに対処出来そうです。」
    「スムーズにエラーを消すことができ、残業を減らすことができた。」
    「再提出時の修正方法が曖昧で不安でしたが、今回勉強させていただいて自信が持てるようになりました。」


    留意事項
    〇本講座は、ネクプロ社のセミナー配信サイトを使用します。推奨環境や視聴テストは、こちらをご覧ください。(注:リンク先では音声が流れます)
    ○受講にあたり、受講者側のカメラやマイクは使用しません。

    弊社からの申込受理メールが届かない場合、下記の理由が考えられます。
    恐れ入りますが、メールフォルダや受信設定のご確認をお願いいたします。

    ○ メールアドレスを誤って申込をされている
    ○ 迷惑メールフォルダに振り分けられている
    ○ メールボックスの最大容量を超えてしまっている
    ○ 通信会社の迷惑メールサービスにより、メールがブロックされている

    【受付中】外来データ提出スキル習得講座

    SEMINAR

    2025.10.17

    ※本講座は【外来】のデータ提出加算の内容です。【入院】のデータ提出加算についてはこちらの講座をご検討ください。


    当初、クリニック向けに創設された「外来データ提出加算」は、2024年度診療報酬改定において、一部の診療項目の施設基準にて要件化されました。

    また、入院のデータ提出加算を届出している医療機関も届出(算定)が可能になりました。

    参考:外来データ提出加算の概要
    生活習慣病管理料Ⅰ・Ⅱに付随して月1回50点算定
    在宅時医学総合管理料、施設入居時等医学総合管理料、在宅がん医療総合診療料に付随して月1回50点算定
    疾患別リハビリテーション料に付随して月1回50点算定

    今後も外来データ提出の必要性や重要性が高まることが予想される一方で、外来データ提出の仕組みや作成ルールに精通している人材が多くない実状もあります。

    また、「外来収入増加のために加算算定を検討しているが、何をすれば良いのかわからない」というお声も多く頂戴します。

    そこで今回、外来データ提出業務を担う人材の育成をご支援するために、スキル習得講座を開講いたします。現在開講中の入院版は、すでに300名以上の方に受講いただいている人気の講座でございます。

    是非とも貴院の職員教育の教材としてご活用いただけますと幸いです。


    留意事項
    〇本講座は、ネクプロ社のセミナー配信サイトを使用します。推奨環境や視聴テストは、こちらをご覧ください。(注:リンク先では音声が流れます)
    ○受講にあたり、受講者側のカメラやマイクは使用しません。

    弊社からの申込受理メールが届かない場合、下記の理由が考えられます。
    恐れ入りますが、メールフォルダや受信設定のご確認をお願いいたします。

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    【受付中!】施設基準マネジメントセミナー

    SEMINAR

    2025.10.16

    2024年9月に開催し、大変ご好評だったセミナーを、受講者様の好きな時期に(30日間)視聴できるようにしました!


    医療機関において、施設基準の届出や管理は、収入を左右する重要な業務の一つです。

    一方で、施設基準は文章の構造が複雑であったり、管理すべき情報が膨大であったりと、奥が深いため独学では理解が難しい側面もあります。

    そこで【基礎編】【届出・指標編】【適時調査編】の3つのテーマに分けて、施設基準をゼロから学ぶWebセミナーを開講いたしました。

    基礎編では、施設基準を理解する上で押さえておきたい言葉の定義や、施設基準を管理する際に着目すべき5つの要素など、基本的な知識の習得を目指します。

    届出・指標編では、施設基準の届出実務のために必要な知識や、届出をした後にモニタリングすべき指標や人員について理解を深めていきます。

    適時調査編では、適時調査の大まかな流れを把握した上で、重点的にチェックされる診療項目やチェックの視点について学んでいきます。また、過去の指摘事項をもとに、適時調査に備えて準備すべきことを確認します。

    ぜひ、この機会に弊社セミナーをご活用ください!

    ※本セミナーでは看護配置や様式9の詳細は解説しておりません。様式9について深く学びたい方はこちらのセミナーをご検討いただけますと幸いです。

    【受講者様の声】
    「簡潔に要点がまとめられていてわかりやすかったです」
    「今まで何となく分かったつもりでいた細かい用語の違いなどが分かってよかったです」
    「資料がとても良くできています。理解しやすいです。」
    「届出時や届出までの準備で見落としがちなところを再確認できました。」
    「実際の適時調査で指摘された内容や注意すべき点がわかりやく説明されていてよかった。」
    「今までこのような施設基準の教科書になるようなものがなかったので大変良かったです」


    留意事項
    〇本Webセミナーは、ネクプロ社のセミナー配信サイトを使用します。推奨環境や視聴テストは、こちらをご覧ください。(注:リンク先では音声が流れます)
    ○受講にあたり、受講者側のカメラやマイクは使用しません。

    申込後、24時間経っても申込受理メールが届かない場合、下記の理由が考えられます。
    恐れ入りますが、メールフォルダや受信設定のご確認をお願いいたします。
    ○ メールアドレスを誤って申込をされている
    ○ 迷惑メールフォルダに振り分けられている
    ○ メールボックスの最大容量を超えてしまっている
    ○ 通信会社の迷惑メールサービスにより、メールがブロックされている

    【受付中】ゼロから学ぶ!「様式9」理解度向上セミナー

    SEMINAR

    2025.10.16

    ※本セミナーは2024年度診療報酬改定の対応済みです。

    2023年4月に開催し、大変ご好評だったセミナーを、受講者様の好きな時期に(2週間)視聴できるようにしました!


    「入院基本料等の施設基準に係る届出書添付書類(いわゆる様式9)」は、適時調査で重点的にチェックされる重要な書類です。また、入院料に関わる書類のため、万が一返還金が発生したときのインパクトも大きくなります。しかしその一方で、記載方法のルールが複雑で理解が難しいとも言われています。

    看護部は入職、異動、退職などで体制が変わりやすく、次のようなお悩みやご要望をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
    ■「様式9」を理解している人が少ないので、対応できる職員を増やしたいけど、教育をしている時間がない
    ■ 実務をしながら引き継ぎを受けたけど、体系的に学び直したい

    そのようなお悩みを解決するために、前回開催時に非常に好評だった様式9理解度向上セミナーをいつでも好きな時期に受講できるようにいたしました。

    新任の看護師長の学びの機会として、また、自院の適時調査への対応が誤っていないかを事前確認する場としてご活用いただけると幸いです。

    【受講者様の声】
    「現在、様式9作成を担当しています。前任者から詳細なオリエンもなく何となくで作成していましたが、今回のセミナーで誤りに気づけたので良かったです。」
    「今後適時調査を控えています。事前提出書類として作成した様式9と見比べながら視聴させていただきました。基本的にシステムで作成していますが、1か所設定誤りを見つけることができました。助かりました。」
    「今まで、理由もよくわからずに委員会の時間を控除したり、届出添付書類を作成していたので、計算方法などを知ることができてよかったです。」
    「自身の理解が間違えていないことを確認できました。各所属長への教育に適切な内容でした。」


    留意事項
    〇本Webセミナーは、ネクプロ社のセミナー配信サイトを使用します。推奨環境や視聴テストは、こちらをご覧ください。(注:リンク先では音声が流れます)
    ○受講にあたり、受講者側のカメラやマイクは使用しません。

    弊社からの申込受理メールが届かない場合、下記の理由が考えられます。
    恐れ入りますが、メールフォルダや受信設定のご確認をお願いいたします。
    ○ メールアドレスを誤って申込をされている
    ○ 迷惑メールフォルダに振り分けられている
    ○ メールボックスの最大容量を超えてしまっている
    ○ 通信会社の迷惑メールサービスにより、メールがブロックされている

    医療の質指標を読み解く(全9回)第3回:リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率

    COLUMN

    2025.10.15

    第3回は「リスクレベルが『中』以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率」についてお話しします。

    肺血栓塞栓症は、一般的に「エコノミークラス症候群」として知られる病気です。足の静脈にできた血の塊(血栓)が肺の血管に詰まり、呼吸困難や胸の痛みなどを引き起こす、命に関わる合併症です。

    特に、手術を受ける患者さんは、長時間の安静や術後の身体活動の低下などから、この肺血栓塞栓症を発症するリスクが高まります。このリスクをいかに予防できるかが、手術の質の高さを測る重要な指標の一つとなるのです。

    1.なぜこの指標が重要なのか?

    この指標は、単に「予防策を実施したか」だけでなく、「ハイリスクな患者さんに、適切な予防策がきちんと提供されているか」を評価するものです。

    手術を受ける患者さん全員に、同じ予防策を講じる必要はありません。リスクの高い患者さんには、より積極的な予防策を、リスクの低い患者さんには、最低限の予防策を実施することで、医療資源を効率的に使い、かつ患者さんの安全を確保することができます。

    この指標が高いということは、リスク評価に基づいた、適切な医療が提供されていることを意味します。

    2.指標の計算式

    この指標は、以下の式で算出されます。

    肺血栓塞栓症の予防対策の実施率(%)= (分母のうち、 肺血栓塞栓症の予防対策が実施された患者数 / 肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院患者数) × 100

    3.指標を改善するための取り組み案

    予防対策の実施率を高めるためには、医療従事者の連携が不可欠です。

    術前のリスク評価と情報共有の徹底
    手術前に、患者さんのリスクレベルを正確に評価するためのチェックリストやアセスメントシートを活用します。評価結果は、手術室や病棟の看護師、麻酔科医、そして執刀医間で共有され、予防策の必要性について共通認識を持つようにします。

    多職種チームによる予防対策の実施
    医師が抗凝固薬の投与を指示し、看護師が弾性ストッキングの着用や間欠的空気圧迫装置の装着を管理します。理学療法士が術後早期の離床や運動指導を行い、血流を促進させます。薬剤師は、患者さんの服用している薬が抗凝固薬の効果に影響しないかをチェックします。

    4.データ分析の視点:事務職員が果たす役割

    この指標においても、データ分析からわかることがいくつもあります。

    ①データ集計と分析の自動化
    手術の術式や患者さんの合併症情報(DPCデータ)と、予防策の実施記録を組み合わせ、自動的に指標を算出できるシステムを構築します。これにより、定期的なデータ集計の手間を大幅に削減できます。「リスクレベル『中』以上の患者さんで、予防策が未実施だったケース」を自動的に抽出し、リスト化する仕組みを作れば、見落としを防ぐことができます。

    ②「予防対策が未実施だったケース」の詳細な分析
    なぜ予防対策が実施されなかったのか、その原因を究明するために、データ分析を行います。「特定の術式で未実施が多いか?」「特定の医師や麻酔科医の担当時に未実施が多いか?」「週末の手術で未実施が多いか?」といった視点から分析することで、改善すべきポイントを特定できます。

    5.おわりに

    肺血栓塞栓症の予防対策は、患者さんの安全を守るだけでなく、合併症の予防による医療の効率化にも関連する重要な取り組みです。この指標のデータを正確に集計・分析し、改善に活かすことで、医療の質の向上病院の経営改善という重要な二つの目標を同時に達成することへ繋がります。 次回は「血液培養2セット実施率」についてお話しします。